修了制作も今日を含めてあと二日なのでそれなりの緊張感を覚悟し教室へ入る。制作しているサイトが無事完成しそうな人もいれば、すでにあきらめている人もいて人それぞれ。それでもやはり終日質問攻めでそれなりに疲弊。

仕事が終わって北口戎で飲みつつ、しばらくドタバタしていてまだ読み終えていなかった坂口安吾『肝臓先生』を読む。『肝臓先生』のおおよそ半分を占める『ジロリの女 -ゴロー三船とマゴコロの手記-』を読み終える。副題からも想像されるようにふざけた感じのスケコマシの物語だと思っていたら、実は純愛小説のような終わり方だった。ちょっと感動す。

私は恋を思うとき、上高地でみた大正池と穂高の景色を思い出すのでございます。自然があのように静かで爽やかであるように、人の心も静かで爽やかで有り得ないはずはない、人の心に住む恋心とても、あのように澄んだもので有り得ないことはなかろうと、女心の感傷かも知れませぬ、けれども、私の願いなのです。

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