僕の住んでいる部屋にはベランダがないので、窓の外にある物干竿に洗濯物を干すのだが、シーツや布団などの大物を干す時には高確率で強い風が吹く。
突風とともに布団ばさみがはじける音がして、物体は三階からゆっくり下降する。ストップモーションのごとく。その瞬間もまた高確率で目撃してしまい、そして高確率でガッカリするのだった。いっそのこと気づかないままだったら幸福な時間はもう少し続くのだけれど。
Safari のタブを追加しようと思い command + T を押したものの、アクティブになっているウインドウは iTunes だった。突然ビジュアライズが始まる。iTunes 8 の新しい花火のようなビジュアライズにしばし興奮す。
駅前から自宅に続くバス通りはプラタナスの並木道で、自宅のすぐそばのプラタナスの二本ほどが雀のねぐらになっている。姿は見えないものの、夕方には茂みからやかましいほどの雀の鳴き声が聞こえる。
気づくとプラタナスの並木道は冬支度のための剪定が始まって、雀のねぐらの一本が丸坊主になっていた。もう一本のねぐらは剪定職員の温情で残されたものなのか、作業日の剪定ノルマがそこまでだったのかわからない。そして残された一本のねぐらで、雀たちはいよいよやかましく鳴き続ける。
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